エコツーリズム
世界自然遺産小笠原諸島の魅力
小笠原までは唯一の交通手段は船。
東京・竹芝桟橋から24時間かかる!
唯一の交通手段は船。東京・竹芝桟橋から24時間かかります、 東京都心から南に約1000km、太平洋上に浮かぶ世界自然遺産・小笠原村では、地域の自然資源や歴史文化資源を保全しながら、継続的に利用していくためにエコツーリズムの実践が進められています、島のルールを守って小笠原諸島の自然を楽しんでください。
©小笠原村観光局、写真(映像)提供:小笠原村観光局
小笠原のエコツーリズム「列島編」
小笠原諸島は聟島列島、父島列島、母島列島、火山列島(硫黄島列島)の4つに分けられます。大小30余の島々からなります。旅行に行けるのは父島と母島この2島のみになります。
©小笠原村観光局、写真(映像)提供:小笠原村観光局
小笠原のエコツーリズム「森編」
かけがえのない自然を守るために、決められたルートから踏み出さない!
©小笠原村観光局、写真(映像)提供:小笠原村観光局
小笠原のエコツーリズム「自然生態編」
海きれい! サンゴ礁に熱帯魚! クジラにイルカにウミガメに出会えるかもよ♪
©小笠原村観光局、写真(映像)提供:小笠原村観光局
小笠原のエコツーリズム「歴史・生活文化編」
父島に眠る戦跡を歩く!太平洋戦争の戦争遺跡が数多く残っている!山の中には至る所に防空壕や大砲が残っており、中には全長30メートルを超える防空壕もあります。
©小笠原村観光局、写真(映像)提供:小笠原村観光局
小笠原のエコツーリズム「ナイトツアー編」
かけがえのない自然を守るために、決められたルートから踏み出さない!
©小笠原村観光局、写真(映像)提供:小笠原村観光局
小笠原諸島旅情報!
1
ベストシーズン
1年を通して様々な景色を御覧いただけます何を目的で来島されるか、時期によって変わります。
・2月~4月 ホエールウォッチング
・4月~8月 アオウミガメ
・5月~11月 グリーンペペ
・6月~8月 ウミガメの産卵
・7~9月 マリンスポーツ
・10月~12月 トレッキング
※南島への上陸は限られています。2月下旬~10月頃、ガイド1人が担当する利用者数の上限は15人です。 · 一日あたりの最大利用者数は100人です。 · 最大利用時間は2時間です。
2
最低6日間が必要
小笠原諸島は東京の南、はるか1,000kmにある島々で、東京都小笠原村に属している為、小笠原諸島への旅行は最短でも5泊6日の日程が必要です。なぜなら唯一の定期船『おがさわら丸』は東京港竹芝桟橋から父島まで片道24時間!船中泊が2泊となり、実際島への滞在は僅か3泊4日。一度行ったら約一週間、海外旅行以上に難しい場所として有名です
3
診療所や買い物やその他
父島・母島にそれぞれ小さな診療所がございます。持病がある場合は、常用薬を必ずお持ち下さい。スーパー・ゆうちょ銀行があります。小笠原諸島は亜熱帯の気候なので、一年を通して寒暖の差が少なく、南国の島のため、夏場は木陰に入れば海風が涼しく、本土よりも涼しく感じます。予約の開始は、乗船券の発売開始は2ヶ月前からです。繁忙期便は予約日は決まっており、旅行の申し込みなどは「おがさわら丸」のスケジュールが発表されてから、申し込みは可能です。
小笠原諸島モデルコース
東京から南に1050キロ。世界自然遺産の島、小笠原諸島母島は、青い海と深い森のある、自然豊かな所です。東京港竹芝桟橋と小笠原諸島父島を、概ね6日に1便就航している定期船が唯一の交通方法。5泊6日を思いっきり楽しむ観光モデルコースを紹介します!
旅行プラン、出発へ!
一日目 (4/2)
11:00おがさわら丸出航
終日
船内で過ごす24時間
東京から南へ1000kmの旅スタート!外来種を持ちこまないために乗船する方は全員靴底洗浄を行います。船内で過ごす24時間長く感じるのかもしれませんが普段の生活ではできないことを思いっきりできる時間です。乗船したらまず船内を探検しましょう!船内の過ごし方は睡眠を十分にとったり、読書したり、会話したり、外のデッキに出て、船の上から見る水平線に沈む夕日、そして夜は屋上デッキから星空鑑賞♪小笠原諸島旅行の期待と夢が膨らみます♪
二日目(4/3)
終日 昼前に二見港到着
父島に上陸
24時間の船旅が終わり、ここから本番スタート。まず二見港周辺には食堂やカフェなどで昼食を船の入港に合わせて、開けるお店も多くあります。
・午後 島内半日自然散策!
・夜 ナイトツアーへ冒険!夜の父島も魅力がいっぱい!ナイトツアーや星空ツアーに参加して、夜にしか出会えない小笠原の自然を観察しに出かけます、満天の星空のほか、森でほのかに緑に光るキノコ「グリーンペペ」、天然記念物に指定されている固有種の「オガサワラオオコウモリ」などの夜行性生物が飛ぶ姿を見られます。平線に沈みゆく夕日を見送ったあとは、夜の生き物が動き出す。夜の暗闇で緑色に光を放つ夜光茸「グリーンペペ」に感動!きっと心に残る体験となるでしょう♪
三日目(4/4)
終日
海のツアー
1日100人しか上陸できない無人島の南島に上陸しましょう!体験ダイビング、ドルフィンスイム&ウォッチング、クルーズ船に乗って近海に生息する野生のイルカを探し、南島を楽しむことができます。南島には、3つのドリーネ(窪地)と呼ばれる地形があります。中でも人気なのが、扇池。岩が崩落したことで自然に生まれたトンネル、白い砂浜が特徴的で、まるで日本にいるとは思えない、白い砂浜には過去に絶滅したカタツムリの半化石がコロコロと並び、海鳥やウミガメの産卵などありのままの自然が残る美しい島。
(※南島の入島にはルールがあります。くわしくは小笠原村観光協会までお問い合わせください。)
四日目(4/5)
終日 ははじま丸で母島へ
父島 7:30発-9:30着
母島 14:00発-16:00着
母島まで約2時間、日帰りの場合、母島に滞在できるのは9:30〜14:00のわずか4時間半!時間を有効に!おすすめ観光コース2つを紹介
①南崎トレッキング&島内観光 小富士の山頂までは亜熱帯の森をハイキングしながら3つのビーチ(蓬莱根・ワイビーチ・南崎)に寄り道もできる山も海も両方楽しめる場所です! 終点の南崎には小富士86mがあり、山頂からは360度の大パノラマが広がります。 小富士の頂上からは、南崎のサンゴ礁や、向島、平島、妹島などの母島列島の属島が一望できます。
② 清見が岡鍾乳洞 母島の玄関口・沖港にある鍾乳洞、15分程度で見学できる小さな鍾乳洞ですが、見事なカーテン鍾乳石が見る事ができます。広さはないですが洞窟探検気分が味わえる。見学希望者は母島観光協会に申し込みが必要です。
③ロース記念館 ロース記念館は、明治に母島に来たドイツ人のフレデリック・ロースさんが発見した石でつくった砂糖倉庫を郷土資料館にしたものです。館内では昔の島の生活や伝統工芸品などを見学することができます。前庭にはロース石製の石臼などが展示されている。都の有形文化財に指定された貴重な建造物です。
五日目(4/6)
終日
戦跡ツアー
15:00父島出発
島の滞在最終日になります。船の出発時刻まで、小笠原を存分に楽しみましょう。午前中で終わる戦跡ツアーに参加、太平洋戦争で戦場となった小笠原諸島父島には、敵軍の侵攻に備えて作られた戦跡が数多く残っています。戦闘機の残骸や大砲、弾薬庫など、ジャングルのなかに残る戦争の爪痕、当時のままに残された戦争の跡、個人では行けないような山奥に入っていくツアーです。戦争の悲惨さを今に伝える戦跡を巡り、平和の大切さを実感! いよいよ島を出る時間がやってきました。今まで見たことのないお見送りがそこに待っています。港からは多くの住人が手を振り見送ってくれます。小笠原での別れの挨拶は「また小笠原に帰ってきてね」の意味を込めて「さよなら」ではなく「いってらっしゃい!」
※お土産の購入忘れずに
六日目(4/7)
帰路
15:00竹芝桟橋に到着
ここで小笠原の旅が終了です。24時間の船旅は決して長くはありません。自分なりの小笠原旅行を楽しんでくださいね♪皆様のご利用を心よりお待ちしております。
©小笠原村観光局、写真(映像)提供:小笠原村観光局