【栃木県】竜頭ノ滝(りゅうずのたき)
奥日光三名瀑の一つとされる奥日光を代表する滝、男体山の男体山の噴火によってできた溶岩の上を流れ落ちる「竜頭ノ滝」は、幅10mほどの階段状の岩場を勢いよく流れる渓流爆です。その長さは210mに及びます。
5月~6月は赤紫色のトウゴクミツバツツジが咲き誇るオススメの季節。
9月下旬ごろから始まる紅葉は、日光市内で最も早く木々が色づくと言われており、多くのお客様が訪れる人気の場所です。モミジやシナノキなどに彩られた美しい景観が楽しめます。
[住所]栃木県日光市中宮祠
[アクセス]【バス】東武日光駅より湯元温泉行バスに乗車し60分、竜頭の滝停留所下車
[駐車場]あり(125台:竜頭ノ滝20台、竜頭ノ滝上10台、竜頭ノ滝下15台、竜頭ノ滝臨時80台/無料)
【栃木県】華厳の滝(けごんのたき)
日本三大名瀑の一つ。中禅寺湖の流出口にある。観瀑台までエレベーターが通じ、97メートルの岩壁を一気に落ちる様がみられる。発見者は勝道上人と伝えられ、仏教経典の1つである華厳経から名づけられたといわれる。日光には四十八滝といわれるくらい滝が多い日光周辺で、最も有名とも言えるのが華厳ノ滝。中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な滝で自然が作り出す雄大さと、華麗な造形美の両方を楽しむことができます。1月から2月にかけては十二滝と呼ばれる細い小滝が凍るため滝全体がブルーアイスに彩られ、四季折々に違った景色を堪能することができます。
[住所]栃木県日光市中宮祠2479-2
[アクセス]JR・東武日光駅より東武バス中禅寺温泉行き乗車約50分、「中禅寺温泉」バス停下車徒歩約5分
【神奈川県】洒水の滝(しゃすいのたき)
「日本の滝百選」や「全国名水百選」にも選ばれている洒水の滝。一般の観光客が見られるのは一の滝のみですが、洒水の滝は三段で構成されています。一の滝は69m、二の滝は16m、三の滝は29mの落差があり、計114mの高さを流れ落ちています。名前になっている「洒水」は仏教用語のひとつで、浄水で身を清める行為のことなのだとか。この滝は鎌倉時代初期に名僧文覚が開いた修行場としても知られています。文覚は100日間も滝に打たれる荒行を積んだと言われており、滝の手前には文覚が安置したとされる不動明王を安置する「洒水の滝不動尊常実坊(穴不動)」があります。※現在は赤い橋の手前で見学していただくようになっています。
[住所]神奈川県足柄上郡山北町平山
[アクセス]山北町内循環バス「平山」下車約10分 JR御殿場線山北駅徒歩約35分 大井松田ICから約15分
【神奈川県】飛龍の滝(ひりゅうのたき)
飛龍の滝は、箱根の畑宿から芦ノ湯に抜ける「飛龍の滝自然探勝歩道」にある神奈川県最大級の滝。畑宿 ~芦之湯を通る『飛龍の滝自然探勝歩道』の途中にあります。上段15m、下段25mあり、2段に分かれて流れ落ちる滝や壁岩に当たって跳ね返る水の形が龍が飛んでいる姿に見えることから飛龍の滝と名付けられたと言われています。「飛龍の滝自然探勝歩道」は、2.3キロメートルとハイキングにちょうどよい長さですが、急な勾配がありますので歩きやすい服装で出かけるようにしましょう。
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町畑宿
[アクセス]箱根湯本駅から箱根登山バス(K路線)約15分「畑宿」バス停下車、徒歩約40分
【埼玉県】不動滝(ふどうたき)
国道沿いのあずま屋から荒川本流まで下り、つり橋を渡りつづら折りを登り続けると、荒川本流に流れ込む大除沢の「不動滝」が姿を現します。神々しい空間で滝との時間を過ごすことができる神秘的な撮影スポットになっています。国道沿いのあずま屋から滝川渓谷まで下り、つり橋を渡りつづら折りを登ること約20分。轟音と共に現れるのが滝川渓谷に流れ込む大除(おおよけ)沢の「不動滝」。その名は荘厳な様子を不動王に因んだのでしょうか。江戸時代の末期には修行場だったそうです。上から25m、15m、10mの3段で構成されており、その落差は50mに達します。滝の荘厳さを不動明王になぞらえて「不動滝」と名付けられ、徳川時代の末期には行者修行場として使用されていました。
[住所]埼玉県秩父市大滝栃本
[アクセス]秩父鉄道三峰口駅/西武観光バス秩父湖行き/30分。バス停秩父湖下車後川又行きに乗り換え15分栃本関所跡下車後徒歩1時間10分。車の場合は秩父湖・駒ヶ滝トンネルを栃本方面に出て湖岸道路を約4km。遊歩道から約20~30分。
【千葉県】濃溝の滝(のうみぞのたき)
まるでジブリの世界と話題になっています。都心から1時間で訪れることができる秘境として、今話題になっているのが濃溝の滝です。幻想的な光景を見ることができます。特に、洞窟から差し込む光が水面に反射し、ハート形を描き出す写真がSNSを中心に話題となり、たくさんの方々に、その景色を楽しんでいただいています。この公園は有名なハート型に光る亀岩の洞窟をはじめとして、ホタル、紫陽花、紅葉、濃溝の滝などインスタ映えする撮影スポットが多数あり、多くの観光客で賑わいます。この光景を見ることができるのは3月・9月(彼岸の頃)の午前6:30~7:30
[住所]千葉県君津市笹1954
[アクセス]【電車】JR久留里線上総亀山駅よりデマンドタクシーで15分【車】館山自動車道君津ICより房総スカイライン経由35分
【東京都】
裏側から見ることができる、八丈島の珍しい滝。三原川が中之郷の水田用水路と交差するときにできる滝。「滝を裏側から見る」というめずらしい景観から、「裏見ヶ滝」の名が付いた。遊歩道があり、滝は、恐竜のいた時代を思わせるヘゴシダやフェニックス・ロベレニーの茂る亜熱帯ムード満点の遊歩道を、滝入口から5分ほど歩いたところにあり、自然のミストを浴びながら、滝の裏側にまわるという面白い体験ができるほか、周辺の森も美しく、森林浴で心身ともに癒されながら自然を満喫できます。
[住所]東京都八丈島八丈町中之郷1355
[アクセス]【車】八丈島空港より18分
【群馬県】嫗仙の滝
嫗仙の滝は草津町の南東にある落差25mの滝で、繊細な流れが美しく、その名の通り女性的な雰囲気を醸し出しています。ふっくらと膨らんだ地形に沿って流れる嫗仙の滝は、どこか優しく温もりのある印象です。遊歩道入口から滝へは片道1kmと短いのですが、連続する急坂に苦労します。この遊歩道で滝壺まで行く事が出来ます。また、滝の脇には、森の巨人たち100選に名を連ねる、樹高35m・幹周6.7mのカツラの巨木が迎えてくれます。嫗仙の滝までハイキングできる遊歩道も整備されており、この遊歩道に沿って歩くと嫗仙の滝まで約30分で到着できます。往復2kmで、ちょっと身体を動かしたいときにも気軽に足を運べますよね。ナラノキやカエデなど、色とりどりの高山植物も必見です。
[住所]群馬県吾妻郡草津町草津
[アクセス]草津バスターミナルから徒歩60分
【茨城県】袋田の滝
スケール感に圧倒される日本三名瀑のひとつ、茨城県久慈郡にある袋田の滝は、久慈川の支流・滝川にかかる落差120m、幅73mの滝で日本三名瀑に数えられている。別名「四度の滝」とも呼ばれ、四季折々の姿を見せる、茨城が誇る雄大な名勝、日本でも有数の滝に数えられており、滝の流れが大岩壁を四段に落下することから「四度の滝」とも呼ばれています。岩壁を流れる水は遠くから見るとその穏やかさに、近付くと地面を叩きつける荒々しさに魅了されます。西行法師の評に四季それぞれに来なければならないとあることからともされる。とりわけ秋の紅葉や冬の氷結した姿は、見ごたえ抜群。
[住所]茨城県久慈郡大子町袋田3-19
[アクセス]【電車】JR水郡線袋田駅より徒歩40分【バス】JR水郡線袋田駅より10分、滝本停留所下車徒歩10分【車】常磐自動車道那珂ICより60分